D&D第5版リプレイ・ケルベロス2「ラヴィニアの章」-その2-

■シーン8:連れさらわれたラヴィニア(承前)

DM:ランディルが不意打ちできるので、最初のラウンドはノールは何もできません。しかもノールはランディルが見えていないので攻撃ロールに有利がつきます。
ランディル:ほうほう。
ラヴィニア:配置はどうなっているんだろう。
DM:この戦闘はマップ使用せずに簡単に行いましょう。第1ラウンドです。ランディルはどうしますか?
ランディル:レイピアと盾を装備します!
ラヴィニア:おっ! 飛び込んできてくれる。
ランディル:接敵して攻撃します!
DM:では攻撃ロールどうぞ。
ランディル:(ダイスを振って)出目が「7」と「16」。「16」を採用して20ですね。
DM:それは当たりました! ダメージロールをどうぞ。
ランディル:(ダイスを振って)7。[刺突]ダメージです。
DM:「ルルル!」ダメージいただきました。
ラヴィニア:「ひゃぁ、わっ! だれだれ!?」さすがに黙ってられる状況ではない。ボクは地面に落ちたんだろうか。
DM:ラヴィニアはノールとは接敵して伏せ状態です。自分のターンで立ち上がることができますよ。
ランディル:「大丈夫かな? 遊んでいるようには見えなかったけれど」
ラヴィニア:「大丈夫じゃないよっ、ボク、こぶできちゃった……、じゃなくて食べられちゃうって!」

DM:第1ラウンド終了です。第2ラウンドからのイニシアチブ順を決めましょう。
ラヴィニア:(ダイスを振って)14。
ランディル:(ダイスを振って)19。かなりいいぞ。
DM:ノールも振ります。(ダイスを振って)17。

・イニシアチブ順
19:ランディル
17:ノール
14:ラヴィニア

DM:ランディルのターンからどうぞ。
ランディル:つかぬことをうかがいますが、ノールは金属製品などを装備してたりします?
DM:スピアを持っています。いわゆる槍です。
ランディル:落としてくれたら御の字だなあという気持ちでヒート・メタル(金属加熱)を使ってみる。
DM:ヒートメタルは動作が必要な魔法なので、どちらかの手が空いている必要がありますね。
ランディル:レイピアを落としておきます。
DM:槍を持っているから[火]ダメージがくるのか。痛いな! (ダイスを振って)14の[火]ダメージ。
ラヴィニア:おお!
ランディル:高い!
DM:「ルルーッ!」武器を手放すかの【耐久力】セーヴィング・スローをします。(ダイスを振って)20! これは耐えましたね。
ランディル:なんと! 「おっと、根性あるな」
DM:武器を持っていると継続してダメージくるからむしろ手放したい(笑)。

DM:ノールのターンです。ここは流れ的にランディルを攻撃ですね。噛みつきます! (ダイスを振って)19。
ラヴィニア:森から出てきたヒューマンが食われたー!
ランディル:出目いいねえ。当たりです。
DM:ダメージ・ロール行きます。(ダイスを振って)[刺突]ダメージ6。ランディルの肩に嚙みついた。
ランディル:精神集中を維持するために【耐久力】セーヴをします。難易度は10。
DM:どうぞ。
ランディル:(ダイスを振って)6。ちぇーもったいない。
DM:ヒート・メタルの効果は切れましたね。

DM:ラヴィニアのターンです。
ラヴィニア:誰かが助けに来たと思ったら、その誰かが食われた……森怖い……。あ、ランディルのレイピア拾ってもいいかな。
ランディル:じゃあ、肩に噛みつかれたままラヴィニアが動き出すのを見て、そちらにレイピアを足で蹴ります!
DM:なんという連携!
ラヴィニア:そのレイピアを拾い、移動力半分使って立ち上がる。
ラヴィニア:「ヒューマンは美味しくないんだよ、離せ、はーなーせっ」インスピレーションも使っちゃおう。攻撃ロール、(ダイスを振って)21。「わー!」と脇腹を突き刺す。
DM:当たりました!
ラヴィニア:わーい! 強敵狩りを発動し、追加で1d8のダメージ。(ダイスを振って)[刺突]ダメージ12。
ランディル:いいぞ!
DM:どさっとノールは倒れた。
ラヴィニア:やったー!
ランディル:「お見事!」
ラヴィニア:「たっ、倒れた……。あっ、ヒューマン生きてる! ボクを助けてくれたから、これでお相子だねっ」とランディルを見上げる。
ランディル:「大丈夫。あれくらいでは死なないさ」いたたと言いながら牙を引き抜く。
ラヴィニア:「ほんとに……? あっ、いま何時? ボク、ナイリスから用事を頼まれてるんだった。ナイリス訪ねてくる人見つけて早く戻らないと!」
ランディル:「おや、トラブルはあったけれど、時間には間に合いそうだね。ナイリスを訪ねてくる人とは俺のことさ。えーと……ハーフリングのレディ?」
ラヴィニア:おおっと喜んだところで、「うん、そーそー、レディ!」ってはしゃいでいよう。
ランディル:「あはは、じゃあ怪我のし甲斐もあったね。街まではエスコートしようじゃないか。そのかわりナイリスの所へは案内してくれるかい?」
ラヴィニア:「うんっ、いいよっ! ええっとね、こっちこっち!」


■シーン9:”しかめ面のイルカ亭”

DM:ナイリスのシーンです。町にいるPC同士は好きに合流していいですよ。
ナイリス:じゃあ、”しかめ面のイルカ亭”に行く前に、ムースさんとヴァルディスさんを探しに行きますよ。「もう宿に戻っているかな?」
ヴァルディス:宿に向かってほくほく顔で帰るか。
ムース:俺はしょんぼり顔で。
一同:(笑)。
DM:では、宿の入り口でばったり出会いましょう。
ナイリス:「ああ、二人ともゆっくり休めましたか?」
ヴァルディス:「お、ナイリスの旦那じゃないか! いやあいい日だな」
ナイリス:ヴァルディスの服を見て穏やかな顔で、「……景気はどうですか?」と聞きます。
ヴァルディス:「宵越の銭は持たねえ!」あさっての方向を見ながら。
ムース:「お前が言うな! これは貸しにしておくからな」
ヴァルディス:「わーってるって! いやあ、持つべきものは仲間だな、うん」
DM:熱い友情ですね!
ナイリス:そんな二人の様子を微笑ましく眺めながめながら、「仲がよろしくて僕も嬉しいです。一応聞いておきますけど、悪いことはしてませんよね?」
ヴァルディス:「していません」きれいな目で。
ムース:「右に同じ」もっと澄んだ目。
ランディル:悪いことはギリギリしてないと思うな……お金払ってるし……。
DM:ムースの立ち絵が発言にマッチしてた。
ナイリス:「そうですよね。変なことを聞いてすいません」申し訳なさそうな顔をしておこう。「戻ったばかりで悪いんですが、ちょっとこんな話が……」

 ナイリスは村の子供がさらわれている事件の説明をする。

ヴァルディス:「まあナイリスの旦那がなんとかしたいってんなら行くしかねえな」新しい装備が試せそうなので上機嫌にほくほく顔。
ムース:「この村も物騒だな。まあ、俺たちには関係ない話……、だよな?」
ナイリス:「ヴァルディスさん、ありがとうございます! ムースさんは行きませんか……、残念です。多少は報酬が出るかもしれませんけど。まあこの前、それなりにお金はお渡ししたから大丈夫ですよね」
ムース:ギクッ! 「いや、誰が行かないと言った。もちろん行くぜ」報酬が出るなら良しとするか、もう有り金はないし。
ナイリス:「ありがとうございますムースさん! やはりお二人は優しいですね」嬉しそうにしてますよ。
ヴァルディス:「いやあそれほどでも。弱者を導くのも神官の努めよ」はっはっは。
DM:では、”しかめ面のイルカ亭”に移動ですかね。
ナイリス:はい、移動しますよ。

DM:”しかめ面のイルカ亭”にはテーブル席にまばらに客がいて、カウンターの中には小太りな店主がいます。
ナイリス:マスターに話しかけましょうか、「すいません、誘拐事件のことをおうかがいしたいのですが」
ムース:ナイリスの近くの席に座って酒を注文して一緒に話を聞いています。
ヴァルディス:並んで酒を飲んでいる。
DM(店主):「見ない顔だね、冒険者かい。このドライリーブズで一週間前から子供が神隠しにあっていてな。もう三人いなくなった」ナイリスに顔を近づけて、「子供を探してくれたら300gp払おう。これは村人たちからの依頼だ」
一同:300gp!
ナイリス:「人を助けるのは聖騎士たるものの務めです。依頼として謹んでお請けしましょう」
ムース:一応確認しよう。「横からすまないが、それはどんな結果でも子供を連れて帰ってくればいいのか?」
DM(店主):「それは考えたくないが。そうであれば、しかたないな……」と悲しげに。
ナイリス:「もちろん最善を尽くします。神隠しについての詳しい話を教えていただけませんか」
DM(店主):「手がかりに関しては、この店の客たちに聞くといいよ」

・”しかめ面のイルカ亭”の客たち
怪我をしている男たち
犬を連れた渋い老人
子供を連れた主婦
酔いつぶれた男

ランディル:怪我をしているって、ずいぶんと治安が悪いな!?
ナイリス:手分けして話しかけますか?
ムース:そうしよう。
ヴァルディス:そのほうが効率がいいからな。
DM:一人ずつ話を聞いたらこのシーンは終わりましょう。このあとのシーンで聞き直すこともできますので。
ナイリス:はーい。誰にいきます?
ムース:俺はまずケガ人に聞いてみるよ。
ナイリス:お願いしますー。
DM:では、四人の屈強な男たちがうなだれて食事をしている。
ムース:「どうしたんだい、そのケガは」
DM(屈強な男):「ティーフリングかい。この辺じゃめずらしいね。俺たちは村の自警団でね。ノールどもにやられたのさ」と悔しそうに。
ムース:「そうさ、俺は旅の途中でこの村に寄ったんだが、この村にノールが出たのか。ひょっとして子供が誘拐された件と関係あるかい」
DM(屈強な男):「あんた知っているのかい。子供の誘拐も一年前から村はずれの森に住みついた四匹のノールの仕業にちがいない! あいつら……」
ムース:「4匹のノールか。そりゃあ厄介だな。俺たちが退治してやってもいいぜ。住処など何か情報があれば教えてくれ」
DM:「本当か? あんたが倒してくれるのか? 俺たちの方が腕っぷしが強そうだがな。でも残念ながら今の奴らの住処はわからない。十分に用心した方がいいぜ」
ムース:「俺”たち”だ、まあ俺もそこそこ強いがな」
ムース:「奴らの武器を持っていた」
DM(屈強な男):「グレイブを持っていたかな。あと、一匹は武器は持っていないがとんでもない強さだった」
ラヴィニア:ノールのモンク……?
DM(屈強な男):「あいつら一年前から村はずれの森に住みついたんだ。その時は俺たちが追い払って村に近寄らなくなっていた。だがまた最近目にするようになった。昨日、森で奴らと遭遇して戦ったが逆にやられてしまった。一年前より屈強になっていやがった!」
ムース:「ありがとうよ。だが俺たちもとんでもない強さだからな」と言ってキメ顔で立ち去ろう。

ダンジョンズ&ドラゴンズ ヴォーロのモンスター見聞録 第5版
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