D&D第5版リプレイ・ケルベロス-その1-

 僕の名はナイリス・ストームレイヴン。
 この世界はフォーゴトン・レルム。無限なる魔法の神秘が溢れ、光輝く諸王国と始原の荒野が広がる。地下には無数のダンジョン。あらゆる場所に邪悪なモンスターが跋扈する。
 ダガーフォードに住んでいた僕はありふれた、かけがえのない冒険を始めた。

niga:遂に発売されましたね! 日本語版D&D第5版!
なめこ:長かったなー。
ムネット:英語版を翻訳して遊んだのも良い思い出……。
niga:感慨深い。
出雲:ですねー。
らっこ:ぼくは遊ぶの初めてです。
niga:そうですよね。日本語環境で遊べる幸せ。思う存分楽しみましょう!
一同:おー!

 はじめに僕自身について少し話そう。

(niga→)DM:さっそくセッションを始めましょう。よろしくお願いします。
一同:よろしくお願いします!
DM:では、事前にPCを作成していただいておりますね。PC紹介から行きましょうか。最初は出雲さん
(出雲→)ナイリス:名前はナイリス・ストームレイヴン。種族はハーフエルフのイケメン18歳。クラスはパラディンです。
DM:イケメンだ!
らっこ:キャーッ!
ナイリス:エルフの里で母親と暮らしていましたが、ダガーフォードで暮らしているヒューマンの父親に後継ぎとして引き取られました。背景は貴族です。

 母はハイエルフの妖精騎士。父はヒューマンの貴族であり聖騎士。僕の母は正妻ではない。だから、幼い頃は母とエルフの里に住んでいたんだ。

DM:後継ぎですか。兄弟はいないのですか?
ナイリス:父の跡取りの兄弟たちは亡くなりました……。
DM:それは何か裏がありそうですね。
ナイリス:どうでしょう……。父の家は代々、勇気と自己犠牲の神トームに仕える聖騎士なので、同じ道を期待されています。でも僕はエルフの月の女神セイハニーンに仕える妖精騎士になりたいと思っています。
DM:なるほど。性格などはどのような感じでしょうか。
ナイリス:無表情で淡々とした性格です。属性は秩序にして善です。
なめこ:正義の人だなー。
ナイリス:戦闘では前に出てみんなの盾になって戦いますよ。
DM:勇ましい!
ナイリス:癒しの手で回復もできます。
ムネット:それは助かります。
DM:ACも高いですね。活躍期待しています。
ナイリス:よろしくお願いします!

 僕のこの旅は成人の儀式だ。三人の罪人をウォーターディープに護送することが目的。その罪人たちについて話そう。
 最初はハーフリングのラヴィニア。窃盗の罪らしいが、普段の天真爛漫な姿を見ていると、僕には彼女が罪人のようには見えない。

(らっこ→)ラヴィニア:名前はラヴィニア。ファミリーネームはないので名乗る場合は住んでいたダガーフォードかな。
DM:いいですね。
ラヴィニア:ハーフリングの18歳、身長81センチメートルまだまだ成長期の乙女。クラスはレンジャーです。
DM:これ以上大きくなるのかな……?
ラヴィニア:背景を浮浪者としたので、旅をしていたハーフリングの両親が産んだうえで置き去りにされた感じ。ストリートキッズに混じって生きてきたよ。
DM:苦労しているんですね。
ラヴィニア:ある日、森の中でショートボウと小瓶を見つけました。小瓶からはとても良い香りがする。
DM:小瓶は珍品奇品として手に入れた物ですね。
ラヴィニア:はい。すると後日騎士の一団に囲まれました。拾ったショートボウは落馬して死んだダガーフォードの領主の物であったのです。
ナイリス:なんと!
ラヴィニア:気づいたら罪人になっていました。
一同:(笑)。
なめこ:運がなかった。
ムネット:かわいそうに。
ラヴィニア:属性は秩序にして中立。
DM:ストリートキッズのルールに則っている感じですかね。
ラヴィニア:そうそう。パーティーでは斥候したり、みんなの料理を作りがてら切れ端をちょろまかしたり、ショートボウとショートソードで戦ったりするよ。ネズミの友達もいるしね。
DM:背景でもらえるペットのマウスですね。
ラヴィニア:うんうん。名前はそうだなあ……、テッソにしよう。
DM:はい。テッソですね。
ラヴィニア:という感じで、たのしく旅をしていきたいと思います!

 ヒューマンのヴァルディス。殺人の罪。クレリックが同じ神を奉ずる信徒を殺害するものだろうか。もっとも、彼は冤罪だと主張してはいるが。

(なめこ→)ヴァルディス:名前はヴァルディス・ブラックモア。戦の神テンパスに仕えるクレリックだ。
ラヴィニア:かっこいい!
ヴァルディス:ヒューマンの男で30歳。武僧みたいな感じなのでガタイもいいぞ、マッチョじゃないけど。
DM:【筋力】も高めですね。
ヴァルディス:属性は秩序にして中立ね。
ムネット:テンパスの規範の則っているわけね。
ヴァルディス:背景は侍祭。順調な出世街道を歩んで贅沢三昧してたら、お世話になっっていた司教暗殺の冤罪をおっ被って護送中だ!
一同:(笑)。
DM:刹那的だな。
ヴァルディス:戦闘スタイルはナイリスと同じように前衛で10フィート圏内をハルバードで機会攻撃を狙うぞ! たまにクレリック呪文も使うぞ!
DM:たまにかよ!
ヴァルディス:魔法は無駄使い出来ないからな! ここぞというときに使うよ!
ムネット:威勢がいいのは分かったよ(笑)。
ヴァルディス:今は甘んじてこの立場を受け入れているが、絶対罠にはめた奴を神の御下に送り込んでやらァ! みたいな感じでよろしくお願いします。
ナイリス:やかましい人だ。ACが低めだからちょっと不安ですね。
ヴァルディス:うっ……。

 ティーフリングのムース。ウォーターディープ最悪のギャング”目のエージェント団”の下っ端らしい。ティーフリングだからという偏見はよくないけど、一番罪人に見えるのは彼だ。

(ムネット→)ムース:名前はムース。自分のことを頭がいいと思っているのでムース・クレバーと名乗っています。
DM:クレバーなんだ(笑)。
ムース:ティーフリングのソーサラーです。23歳の男。身体は赤いよ。華奢な感じのイケメンです
ヴァルディス:ここにもイケメンが。
ムース:太い尻尾とヘラジカのような巨大な角が特徴です。
DM:異形ですねえ。
ムース:価値のありそうな物に見えるガラクタを拾ってきては高値で売りさばくイカサマ師です。ということで、背景はイカサマ師です。
ラヴィニア:イカサマ師!
ムース:というわけで、属性は混沌にして中立。
DM:己の気の向くまま、自由人ですね。
ムース:”目のエージェント団”というウォーターディープのやばい連中の仕事を受けて、物を引き渡すときに贋作とすり替えたのバレました。なぜバレたんだ!? 俺の仕事は完璧なはずなのに!
DM:1レベルですし。
ムース:しばらくウォーターディープから離れていたところを捕獲されて連行されてるところです。やつらに引き渡されるくらいなら監獄のほうがましだー!
ナイリス:自業自得なのでは……。
ムース:魔法使いなので後方から魔法を撃ちます。
ラヴィニア:わー! 魔法使いだー!
ムース:大人しく連れていかれる気はないので、そこのところよろしく。
DM:ふてぶてしくていいですね。


■”通商道”での遭遇

 ダガーフォードから”壮麗な都”ウォーターディープに向かう”通商道”。この街道を進んでいるうちに、僕たちは腰の高さまでの草がまばらに広がる草原に入っていた。時折吹く風に一帯の草がなびく様は湖に立つ波のようだ。
 鳴り響いている葉擦れの音が弱まると、僕たちは下生えの草が低くなった開けた場所に出た。
 すると、前方に薄汚れた異形の大小2体のモンスターが立ちはだかっていたんだ。

DM:ラヴィニア、ヴァルディス、ムースの両手には手枷がはめられています。それぞれの手枷からは鎖が伸びて、ナイリスが持ち、三人を引っ張っています。
ラヴィニア:カチャカチャと金属音をたてながら、逃れようとしてると言うよりは手枷から伸びる鎖で遊んでいる。
ナイリス:「手枷が痛かったら言ってくださいね」
ラヴィニア:「痛くないよ」大人たちが傍にいて怒られないのは珍しいので、きょろきょろと他の三人を見たりと落ちつきない様子。
ヴァルディス:とりあえずここはいい印象を与えるべく素直に従っておく。
ムース:今は大人しくしている。今は。

DM:そこで前方に2体のモンスターが立ちはだかります。

 大きな1体は橙色の肌に古びた鎧を身にまとった屈強なホブゴブリン。小さなもう1体は汚れた布を纏った黄色い荒れた肌のゴブリン。

ナイリス:「敵ですね……」
ムース:「俺らを無事に護送すんのがあんたの仕事だろ?」
ナイリス:「はい、その通りです。僕が死んだらみなさんの手枷は外れない。頑張ってみなさんで死なないように頑張りましょう。死ぬときは一緒です--」
ラヴィニア:「敵……?」ナイリスの背後からひょこっと顔を出して、前をのぞく。
ムース:「ということでお二人さんよろしく」ラヴィニアとヴァルディスに。
ヴァルディス:「おいおい、同じ罪人、立場も同じなんだからお前さんも働けよ」
ムース:「まあ自分の命は守るが、期待はするな」
ラヴィニア:立場同じ……大人と同じ……じぃーん。
ナイリス:「ラヴィニアは小さいけど戦えるかい?」
ラヴィニア:「戦えるよ! ボクはほら、二人と同じ立場だからっ」手枷をはめた両手で他の二人の罪人を指さして。
ナイリス:「なるほど、問題なさそうですね。みなさん仲良くね」

「ゴブゴブ、ゴブゴブ」
「ホブゴブ……」

DM:モンスターが何か言っています。
ヴァルディス:ゴブリン語わかるぜ。
ナイリス:通訳してください。
DM:「ゴブゴブ、ゴブゴブ(見ろよ、兄貴。怪しい奴らだぜ)」「ホブゴブ……(よく見ろ。後ろの三人は犬のように鎖で縛られているぜ)」
ヴァルディス:「ハハッ、俺ら3人が飼い犬みたいだってよ……ぶち転がすぞっ! この野郎!」
一同:(笑)。
ムース:犬呼ばわりはなんか腹立つな。言葉は分からんが。
ナイリス:「(昔飼ってた犬を思い出すなあ……)」
ラヴィニア:「わぁわぁ!」鎖をカチャカチャ鳴らしているよ。

「ゴブゴブ、ゴブゴブー!(本当だ。先頭のヒューマンは子供だぜ。やっちまおうぜ!)」
「ホブゴブ(運がなかったな小僧)」

ナイリス:「とりあえず鎖は外すね『逃げたり悪いことしちゃだめだよ』」

 ギアスの説明。

ムース:「はーい」って、いかん! いうこと聞いてる!?
DM:(笑)。いきなりキャラがブレましたね。
ヴァルディス:「へいへい、わーってますって。少なくともあいつらはただじゃおかねぇ」
ラヴィニア:「はーいっ! ボクいいことをするねっ!」
ムース:「バカにされたのは許せんな。やつら燃やすぞ」
ナイリス:「みんないい人で助かるよ。ご安全にね」
DM:はい。戦闘に入りましょう! その前に……、受動【判断力】〈知覚〉15ある方はいますか?
ヴァルディス:俺はちょうど15だな。
ラヴィニア:14だなー。
ナイリス:13だからわからない。
ムース:12だ。
DM:はい。では、ヴァルディスは気づきます。ゴブリンB、Cの存在に。
一同:なにーっ!?
DM:ヴァルディスは戦闘中に、このことを即興アクションでみんなに伝えることができます。ゴブリンB、Cは存在に気付いていないPCへの攻撃に有利が付きます。草むらに隠れている感じです。
ヴァルディス:即興アクションは1ラウンド1回までだっけ。
DM:1回までならアクションに数えません。では、最初の配置を決めましょう。

 次のようなマップで戦闘が行われる。

DM:この戦闘のイニシアチブ順を決めましょう。【敏捷力】判定をお願いします。
ナイリス:(ダイスを振って)2、……。
ヴァルディス:(ダイスを振って)16。いい出目だぜ。
ラヴィニア:(ダイスを振って)16。
ムース:(ダイスを振って)14。
DM:ホブゴブリンが、(ダイスを振って)12。ゴブリンども、(ダイスを振って)20!
ラヴィニア:ゴブリン早ーい!
ナイリス:んー、みんながんばれ!
ヴァルディス:自分のターンにならんと見えていないゴブリンどもを教えられないジレンマ。
DM:そうなのです(笑)。では、ゴブリンどものターンから行きましょう! ゴブリンAは25フィート前進。
ヴァルディス:結構移動して来やがる。
ナイリス:足早いねぇ。
ムース:きたー!
DM:ナイリスを攻撃。「ゴブ―!」
ナイリス:「おいで」
DM:シミターで攻撃します。攻撃ロール、(ダイスを振って)22!?
ナイリス:このゴブリン! すごいゴブリンだ!?
DM:ダメージ・ロールいきます。(ダイスを振って)[斬撃]ダメージ3。「ゴブ、ゴブゴブー!(へへへ。どうだいお坊ちゃんよー!)」
ヴァルディス:「……って言ってるぞ坊っちゃん!」とりあえず通訳。
ナイリス:「いたたた……。うん痛いです」くらいました! 「ありがとうヴァルディスさん。いい腕だと思います、と返してください」
ムース:俺が当たっていたら軽く死ねる……。
ラヴィニア:「ナイリスお坊ちゃんなの!?」
ナイリス:「そうだよー。お金持ちのぼんぼんだと言われるよ」
DM:ナイリスにインスピレーション上げましょう。
ナイリス:ありがとうございます!
ヴァルディス:「おいこの汚らしいゴブリン! そんなかすり傷でいい気になるんじゃねえぞ、F○○K!」って意訳して返します。
ナイリス:(爆笑)。
DM:面白いからヴァルディスにもインスピレーションあげましょう。
ヴァルディス:ヒュー!

DM:では、ゴブリンBはショートボウで攻撃! 目標はヴァルディスで攻撃ロール、(ダイスを振って)20!?
ラヴィニア:さっきからゴブリン強い……。
ヴァルディス:なんなのこいつら。
ナイリス:なんて優秀なゴブリン……。
DM:ダメージ・ロールいきます。(ダイスを振って)[刺突]ダメージ7。
ヴァルディス:うおおー! 即死圏内になりました。死が見えるぞ。
ムース:クレリックに死なれると困る。

DM:続いてゴブリンCはナイリスにショートボウで攻撃。ナイリスはゴブリンCが見えていないので、攻撃ロールに有利がつきます。ダイスを2回振って良い方を選択、(ダイスを振って)「15」と「20」。「20」を採用。
ヴァルディス:というかクリティカル・ヒットじゃねえか!?
一同:やべえ!
ラヴィニア:あわわ。
ムース:どこで訓練受けてんだよ!? このゴブリン!
DM:クリティカル・ヒットはダメージ・ダイスを2回振ります。(ダイスを振って)[刺突]ダメージ9。
ラヴィニア:ナイリーッスッ!!
ナイリス:おお、ヒット・ポイントが0になったぞ。
ムース:「おいおい、あんたに先に逝かれたら俺が困る」
ナイリス:「人間、死ぬときは死ぬだよね」
ヴァルディス:「逃げるチャンスだ! 間違えた、坊っちゃんー!?」
ナイリス:気絶状態になります。
ラヴィニア:「なっ、ナイリス!? 何で倒れてるの!?」
DM:いきなり熱い展開ですね!
DM:攻撃したのでゴブリンどもの位置はみなさんにバレました。もう攻撃ロールに有利はつきません。
一同:ふうー。

DM:ヴァルディスのターンです。
ヴァルディス:こんなの回復以外ないだろ!
一同:(爆笑)。
ヴァルディス:ナイリスにキュア・ウーンズ。呪文発動能力修正値が+5だからヒット・ポイントが1d8+5回復。(ダイスを振って)13。全快だわ。
ムース:でかした!
DM:さすがクレリックですね。
ラヴィニア:「ナイリス起きたぁ!」ゆさゆさ。
ナイリス:「死んだ兄が川の向こうで手を振ってるのが見えました……。ありがとうヴァルディスさん」
ムース:「ふう、心配させんなよ」
ナイリス:「すいません、ご心配をおかけしました」
ヴァルディス:「坊ちゃんが死んだら俺らが疑われるんだ、用心してくんな」
DM:すごい(笑)。護送役を生かそうと必死ですね。
ナイリス:護送も楽じゃないですね。
ヴァルディス:ハルバードを装備して5フィート前に移動して終了かな。

DM:ラヴィニアのターンです。
ヴァルディス:ゴブリンの同時に3体行動は減らさないとまずい。
ナイリス:1体ずつ、堅実にいこうか。
ラヴィニア:はーい、じゃあゴブリンAから順番に。「よーっし、ボクも頑張るよー。同じ立場だもんね」ムースおじさんの背後をするりと抜けて、ショートボウを準備して射撃攻撃。
DM:はい。
ラヴィニア:攻撃ロール、(ダイスを振って)出目「20」。
ナイリス:クリティカル・ヒットだ!
ラヴィニア:「よーく狙いつけてぇ……、てぇっ!」反動でひっくり返りながら、ダメージ・ロール、(ダイスを振って)8。
DM:ゴブ―! ゴブリンAは矢に首を貫かれて倒れました。
ラヴィニア:「!?」
ムース:「やるな、おちびちゃん!」
ナイリス:「すごいすごい、強いね」
ヴァルディス:「ヒュー、いい腕してるな嬢ちゃん」
ラヴィニア:がばって起き上がって「当たった当たった?」
DM:インスピレーションあげましょう!
ラヴィニア:わーい!

DM:では、ムースのターンです。
ムース:ファイアー・ボルトをホブゴブリンに撃ちたいのだが、草原に燃え移らないかな?
DM:それはすごい業火ですね。そこは心配ないことにしましょう。
ムース:「俺たちは運命共同体ってわけか。それじゃ、俺も働かないとな……」
DM:お! インスピレーションあげましょう。
ムース:ではさっそくインスピレーションを使用して攻撃ロールを2回振ろう。(ダイスを振って)「11」を採用して、16。
DM:おしい! ホブゴブリンは身を伏せて火の球を避けました。
ムース:なんと!
ナイリス:強いー。
ラヴィニア:AC高いんだね……ひーっ!
DM:草原燃やすとかなんとか言ってたのは……。
ムース:……いや、もういい。「すまん、角が重くて射程が狂った」
ナイリス:「その角、やっぱり重いんですか」
ラヴィニア:「おっきぃもんね……!」よじ登りたくてうずうずと。
ヴァルディス:「やはり切るしか……」
ムース:いやいやいや。
DM:ムースにインスピレーションあげましょう。
ムース:おお。ありがたい。

DM:次はホブゴブリンのターンです。25フィート前進--。
ヴァルディス:おっと、その位置は機会攻撃だぜ。
DM:しまったー!
ヴァルディス:特技の長柄の使い手で間合いに進入時も機会攻撃できるからよぉ! ハルバードで攻撃、インスピレーション使いまーす。
DM:はい。
ヴァルディス:(ダイスを振って)21だ。
DM:それは当たりますね。ダメージ・ロールをどうぞ。
ヴァルディス:(ダイスを振って)[斬撃]ダメージ6。
DM:「ホブ―!」まださすがに生きてます。そして怒りの一撃をヴァルディスに向けよう。
ナイリス:死ぬのでは?
ヴァルディス:死にそう。
DM:ロングソードで攻撃。(ダイスを振って)8。ホブゴブ、外れました。
ヴァルディス:「ハハハ! しょせん薄汚いゴブリンだな! おっと失礼ホブゴブリンか、ハハハ!」

DM:最後はナイリスのターンです。
ナイリス:インスピレーションを使ってホブゴブリンをロングソードで攻撃します。「我らが神トームのご加護がありますように……」攻撃ロール、(ダイスを振って)10。
DM:ホブゴブリンはロングソードで受けて弾き返します。
ナイリス:「うーんだめだなあ。みなさん頑張ってー」

DM:これで第1ラウンド終了です。続いて第2ラウンドです。
一同:はーい。
DM:ゴブリンどものターン。ゴブリンBはヴァルディスにショートボウで攻撃。(ダイスを振って)13、ダメか。
ヴァルディス:飛んできた矢をハルバードでなぎ払いながらどや顔しよう。
ラヴィニア:どやぁー。
ムース:かっこいいぞ。
DM:ゴブリンCはヴァルディスに向かって前進ー!
ヴァルディス:機会攻撃!
DM:はい(笑)。
ヴァルディス:インスピレーションないから仕方ない。普通にハルバードで攻撃。(ダイスを振って)6、チクショォー!
DM:あぶない……。よし。ヴァルディスをシミターで攻撃。(ダイスを振って)19。当たった!
ヴァルディス:さようなら……。喜びの園が見える……。
ナイリス:さようなら……。
DM:ダメージ・ロールいきます。(ダイスを振って)[斬撃]ダメージ6。
ヴァルディス:ヒット・ポイント0になったので気絶だなぁ。
ラヴィニア:「わぁー!?」
ナイリス:「ヴァルディスさん、大丈夫--じゃないですね。すいません」
ムース:「おい、兄さんしっかりしろ!」

DM:ヴァルディスが抜けるのはきついですね。なんとか挽回してほしい! ラヴィニアのターンです!
ラヴィニア:えっとぉ……。矢を装填してホブゴブリンを撃つよ。
DM:はい。どうぞ。
ラヴィニア:インスピレーション使用するよ。野獣との一対一の闘いをしている時の緊張感を思い出す。これは狩りと一緒なんだ!
DM:いい演出です!
ラヴィニア:(ダイスを振って)18。
DM:おお? 当たりです! インスピレーションをどうぞ。
ラヴィニア:やったー! ダメージ・ロール、(ダイスを振って)[刺突]ダメージ6。
DM:おおお!? ホブゴブリンは眉間を撃ち抜かれて倒れました!
ナイリス:「すごいね、鷹狩りみたいだ」
ラヴィニア:おー! 先にヴァルディスのダメージが入ってたのもあって倒れた! 「ありがとう、僧侶のおじさん……!」
ムース:「おちびちゃん、す、すごいね」ちょっと驚き。
ヴァルディス:青空に親指を立てて浮かぶ……。
ナイリス:「ヴァルディス……」
DM:勝手に死ぬなよ。

DM:では、ムースのターン!
ムース:ラヴィニアの右に移動してゴブリンBにファイアー・ボルト撃つぞ。
DM:OKです!
ムース:インスピレーション使用。「よくも俺らをこけにしやがったな、地獄の業火に焼かれろ!」と地獄語で言って放つ。
DM:まるで悪役のようですね……。
ムース:(ダイスを振って)14。
DM:惜しい外れです。判定前にかっこいい演出して恥ずかしいパターンですね。
ムース:角切るか……。
ナイリス:高く売れそうだ。

DM:最後、ナイリスのターンですね。
ナイリス:ヴァルディスを回復して起こしても、次のラウンドにゴブリンに殺される可能性があるから……。とりあえずゴブリンCを片付けようか。
DM:はい。賢明な選択です。
ナイリス:「やっぱりなあ、本番でやると大体ポカするから、いつも父上に怒られるんだよなあ」
DM:……。
ナイリス:……。
DM:……インスピレーションあげましょう。
ナイリス:わーい(笑)。ロングソードで斬りつける。攻撃ロール、(ダイスを振って)17。
DM:お見事。命中です!
ナイリス:ダメージ・ロール、(ダイスを振って)[斬撃]ダメージ10。
DM:ギャー! 一撃で死んだ!
ヴァルディス:ヒュー!
DM:当たればすごいですね。
ナイリス:「これがエルフの月の神……、じゃないトームのご加護だ!」
DM:インスピレーションどうぞ。
ナイリス:わあい。
ムース:「さすが貴族の坊ちゃんは剣筋がいいな」
ナイリス:「ムーンエルフ直伝ですけどね」

DM:第2ラウンド終了! 恐れをなしたゴブリンBは逃げるますよー。ゴブ―! ということで戦闘終了です。初勝利おめでとうございます!
ヴァルディス:起こしてー。
ムース:「お疲れさん、そこで寝ているお兄さんをなんとかしてあげなよ」
ナイリス:癒しの手でヴァルディスをなでなでしてヒット・ポイントを1回復します。なでなで。
ヴァルディス:「……ハッ、死んだ親類一同がおいでおいでしてる夢見た」
ラヴィニア:わー! 
ナイリス:「おはようございます、お疲れ様です」
ヴァルディス:「おっ、なんとか撃退したか。よっしゃよっしゃ」
ムース:「まあ、あんたらと一緒にいると心強いってことが分かったよ。この先もよろしくな」
ラヴィニア:にししと歯を見せて笑い、「うん、ボク頑張ったよー」
ナイリス:「皆さんのおかげでなんとかなりました、本当にありがとうございます」
ヴァルディス:「まぁ一蓮托生ってこった。なかなかのチームワークみたいだしなぁ」と芋の切れ端をラヴィニアに渡しながら。
ラヴィニア:おっ! と背筋ピンっと伸ばして切れ端を摘むとポリポリと。
ナイリス:「僕も皆さんをなるべく早く監獄へお連れできるよう頑張りますので、道中よろしくお願いしますね」
ヴァルディス:「それはできればご遠慮したい……」
ナイリス:「えっ、なんで……?」
ヴァルディス:「監獄行きたくねえからだよぉ!」
ムース:「道中で逃げ方考えるわ」
ラヴィニア:「監獄って、ナイリスも一緒に入るの?」
ナイリス:「僕は監獄には入れてもらえないかなあ」
ラヴィニア:「同じ立場なのに……可哀そう……」と芋の切れ端を齧りながら。
ムース:ゴブリンどもから売れそうなガラクタを漁っていこう。
ヴァルディス:クレバーだ。
DM:奴らが使っていた武器があるが、どれも手入れされずいい金にはならなそう。
ヴァルディス:おのれぇ。
ムース:ちっ、しけるやがる。
DM:まあ、5spくらいあげよう。
ナイリス:貧乏ゴブ!
DM:あるだけいいだろっ!
ナイリス:僕はショートボウもらっておくね。
ヴァルディス:ロングボウをもらっておこう
DM:はい。楽しいロールを見せてもらったので、みなさんにインスピレーションを挙げましょう。
一同:わーい!

DM:ナイリスは、また手枷をかけて進む……

ナイリス:「痛かったら言ってくださいねー」。
ヴァルディス:「さっきみたいなこと起きたらまずいって、俺は思うなー」手枷をはめられながら。
ナイリス:「手枷もいざとなったら武器の代わりになりますから」
ムース:芋を食べながらついていく。とりあえず一緒にいた方が安全だ。
ラヴィニア:「えー。同じ立場なんだから、ナイリスも手枷しようよー」ねーねー。

DM:叢に消えて行く、君たちの姿を倒れたホブゴブリンが見つめる。

「ホブゴブ……(三頭の犬たち……)、ケルベロス--」

DM:そして息絶えた。


ダンジョンズ&ドラゴンズ プレイヤーズ・ハンドブック第5版
ホビージャパン
2017-12-18

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