パラサイトブラッドリプレイACT1「ジェントル・ビースト・プロローグ」その1

多発する悪魔事件に対し、咲坂署は次世代型AAS(アーマードアサルトスーツ)を配備した<対悪魔二課>を新設。
これは<対悪魔二課>に集められた面々の活躍を描く物語である……。

■<対悪魔二課>メンバー

和佐スクネ(わさ すくね)/男/23
AAS:陽炎
PL:出雲
<対悪魔二課>に配属された新米刑事。
本来であれば一課に配属される予定であったが、配属直前に悪魔憑きに襲われて視力のかなりの部分を失い一課”悪魔憑き”配属要件を満たさなくなった。しかし視力を失ったことで適合者のいなかった新型AAS陽炎型と適合し、<対悪魔二課>に配属。

一之瀬白(いちのせ しろ)/男/36
AAS:剛龍弐式
PL:88
元機動隊隊長。常に最前線に立ち後方を守護するその姿勢から「ホワイトバック」と呼ばれていた。
最愛の娘・心(こころ)を難病で失っている。その後、妻とも離婚。仕事に対する士気も上がらず機動隊長から降格し、暫く内務事務を任されていたところ<対悪魔二課>に拾われた。
<対悪魔二課>の課長とは何かしら関係があるらしい。
猫(名前はシャーロット)を飼う。

四宮貴音(しのみや きおん)/男/26
AAS:虚空
PL:超小兎
武神ミリタリー&テクノロジーズのAAS研究部門から出向してきたテストパイロット。育ちは良いが口は悪い。なぜか趣味はピアノ。
初対面の相手にはそっけないが、一度身内と認めたらどのような状況でも相手を守ることに躊躇はしない。

マックス/オス/2
共生生物:カラドボルグ
PL:あかうさ
人懐っこくて好奇心旺盛なビーグル犬。
某研究所で飼われていた実験動物だったが、研究所は謎の現象によって壊滅。その際に踏み込んだ警察によって保護され<対悪魔二課>配属されることになった。
今の名前は保護されたときに着けていたタグのシリアルナンバー"09"をもじったもの。その数字が何を意味するのかは不明。
ミルキー大好き。


■新人配属

近年、警察学校にAAS搭乗者の養成コースが新設されている。<対悪魔課>の中にも生え抜きと言われるAAS搭乗者が増えつつある。このたび<対悪魔二課>に配属された新人の和佐スクネ巡査もその一人である。


GM(niga):さて。スクネの二課配属シーンをメインで進めますが、スクネはどうします?もうオフィスの中にいる感じでいいですか?
和佐スクネ(以降、スクネ):二課の扉の前でうだうだしてます。
マックス:うだうだ(笑)。
GM:他のPCはすでに咲坂署<対悪魔二課>のオフィスに揃っていることにしましょう。
四宮貴音(以降、貴音):了解です。
マックス:もっちゅもっちゅとミルキーを食べながらパソコンのモニターの前に陣取って、マインスイーパーをやっています。
貴音:ミルキー食べるんだ!可愛いな!
一之瀬白(以降、しろ):机に向かい大柄なおっさんの俺が膝に白ネコを抱いている。
GM:猫連れてきてる(笑)。
しろ:ペット可と聞いているが。
マックス:「オイラはペットじゃないよう」
スクネ:「入り…ずらい……。ここ本当に警察?動物いるぞ……」

マックス:「だからネコは禁止ー」
しろ(猫に扮して):ふーーっ‼
マックス:「ううー、ネコきらいー」
貴音:「そういえば新人が配属されるそうですね。優秀な人材だといいのですが」腕組みしながら。

スクネがドアからのぞき見していると。背後から声がかかる。
「和佐スクネか」


スクネ:「帰りたい……。帰ろうかなあ……、っへ?」後ろを振り向きます。
GM:長い黒髪。厚い瞼と唇が肉感的な美女が立っている。見事なプロポーションの身体に制服の上着を肩に羽織っている。
しろ:かっちょいい美女きた!
マックス:おお、課長さんですか?
スクネ:「あ、申し訳ありません!本官は本日から配属になりました、和佐スクネです」びしっと敬礼。
GM:「<対悪魔二課>課長の有高摩弥(ありたか まや)だ。入れ」
スクネ:「はっ!」きっかけができたから入るぞ。

しろ:ん、新人来たかな?
スクネ:喧嘩する犬猫に微妙な顔をしている。
GM(有高に扮して):「はい、仕事する。時間給じゃないぞ」と言いつつスクネをデスクの前に立たせる。
しろ:机に向かってデスクワークのふり。
マックス:「あっ!かちょーかちょー、その人が新人のヒト?」シュターンと机から飛び降りてよっていく。
スクネ:「犬……しゃべってる」
マックス:スクネの周りについてふんふんにおいをかいでる。
スクネ:「あの、課長殿……犬……」
貴音:僕は普通にデスクワークかな。ちらりと、値踏みするように新人君を眺める。そしてまたデスクワーク。
スクネ:雰囲気つらいよ!
GM:「あ、ああ。気にするな。和佐スクネ……。警察学校の成績は優秀。喜べ、君には新型AASの陽炎に搭乗してもらう。デスクの整理が済んだら、早速整備室に行って陽炎の起動テストをしておけ」
スクネ:さっぱりしてんな!「は、はあ……。了解しました」とりあえずデスクに。
マックス:「こっちこっちー」と自分の隣にある空きデスクをぺしぺししよう。
スクネ:「……あ、ありがとうございます?」
しろ:犬、社交的!
スクネ:犬がいなきゃこの職場辛すぎるだろ!
マックス:「例には及ばないんだよー。なんてったってオイラ先輩だからね!」

GM:スクネは自己紹介にまわりましょう。課長が紹介しますので、みなさんスクネに挨拶してくださいね。
一同:はーい。
GM(有高に扮して):「よし。和佐こっちだ。一之瀬白巡査。元機動隊。君には彼とチームを組んで行動してもらうことになる。見た目はごついけど根は優しいから」
しろ:面倒臭そうに新人君を見よう。「あー、俺は一之瀬白。前の職場ではしろさんって呼ばれてた。よろしくな」
スクネ:「よろしくお願いします!」
しろ:初々しい(笑)
スクネ:ヤングだもの、20代前半だもの。
しろ:俺は36だ。

スクネ:貴音さんを見て「あちらの方は?」
GM:「四宮貴音巡査。武神グループの武神ミリタリー&テクノロジーズのAASテストパイロット。新型AASパイロット適正を買われて警察に出向してきている」
貴音:「四宮貴音です」一応視線を合わせて、ペコリ。ただしデスクワークは中断せずに。ちょっとだけ思い直したように顔を上げて「最先端技術の結晶であるAASを発展させるのが僕の仕事です。君とよりよい関係が築けるよう祈っています」
しろ&マックス:エリートだ!
スクネ:「よ、よろしくお願いします」過酷な職場だ。
GM:ブラックではないよ。多分。
貴音:でも、AASに関する質問や相談には真摯に答えますから!
マックス:いいひとだ!

GM(有高に扮して):「これで全員かな……」
スクネ:「<対悪魔二課>の職員は課長含め、4人だけですか…?」
マックス:ぱたぱたぱたぱた。しっぽ振って横でアッピールします。
貴音:なにこの可愛い生き物は(笑)。
一同:(笑)。
スクネ:無視します。
GM(有高に扮して):「ああ。忘れてたわ。このビーグル犬は警察犬で立派な<対悪魔二課>のメンバーよ。この子は悪魔憑き。<対悪魔二課>は実験的にAASと悪魔憑きの混成チームになっている」
マックス:まあ、職員というか……。備品……?
しろ:犬は落し物扱い。
マックス:「マックスだよ!よろしく!あ、ちなみにねーこれ、みてみて」パソコンの横の、なんかレバーの付い箱みたいなものを見せてきます。「これ、自動ミルキー皮むき器!すごいでしょ!」
しろ:ホントにすごいよ!そこまでして食べたいんだ!
スクネ:「…………そうですね、すごいですね」諦めた表情で。
マックス:「こーやってレバーを押すと、飴がポーンって口の中に!アマゾンで売ってた!」
スクネ:「アマゾンすげえ」手で飴を剥いてマックスの口の中に放り込みます。
マックス:「わぁい。ありがと(もむもむ)あ、ちなみにスクネはキノコとたけのこならどっち派?」
GM:マックスがすごい存在感を発揮している(笑)。

スクネ:「ここが……、咲坂警察署の墓場。キャリア脱落組の聖地、<対悪魔二課>か」ぼそっとつぶやいて、とりあえずデスクの片づけします。
マックス:「よーこそ、<対悪魔二課>へ!みんないい人たちだよ!ネコはべつだけど」
しろ:「おい、マックス。何度も言うが、俺は猫派だ」
マックス:「だってオイラ犬だもん!」
スクネ:「俺は魚派です……」ぐったり。
しろ:「よし、筋トレ行くか!」
貴音:「……はぁ」


■<対悪魔二課>初出動!

和佐スクネの精神がすり減っていく時間は過ぎ……。
いつも通り、<対悪魔二課>は特に仕事はないので、各自デスクワークなどして時間が過ぎていく。

課長に内線電話がかかってきます
「有高です」


GM(有高に扮して):電話を切る「旧市街で銀行強盗が発生した。目撃者の証言から悪魔事件の可能性が高い。一課が出動した」
マックス:「うんうん。一課が出てったんなら、すぐに終わるよー」
しろ:「まあ、やつらに任せておけばいい」
スクネ:「我々は待機……ですか?」
しろ:「いつもこんな感じだ。気にするな」
貴音:肩をすくめておこう。ちょっと残念。
マックス:「ほら、オイラたち、警察の隠し玉っていうか秘密兵器だし?」
スクネ:「……物は言いようなんですね」
マックス:「切り札は最後まで取っておくものだよぉ」

有高はボールペンの両端を持って回しながら何か考えている様子。彼女の考える時の癖のようだ。

GM(有高に扮して):「旧市街の監視カメラの映像から事件発生時の状況を確認しろ」目標値20の[情報技術]判定をしてください。
貴音:[情報技術]は中級があります。(ダイスを振って)達成値18。せっかくだし振り直そう。エリートの名にかけて(笑)!【負荷】を1点溜めます。1d増えるので(ダイスを振って)達成値20。ぎりぎり!エリートなのにギリギリ!
マックス:(ダイスを振って)達成値19。ふぇえ。
GM:振り直ししていいですよー。悪魔の囁き。懐かしい(笑)。
マックス:(ダイスを振って)達成値21。振っては見たが貴音さんの様子を見ておこう。
貴音:マックスの気遣いがつらい……。
しろ:【知力】2しかない、絶対無理。「俺の仕事じゃねえ」
スクネ:(ダイスを振って)達成値7。まあ、わからんよね。エリート様に頼ろう。

GM:貴音とマックスは成功。
しろ:「四宮どうだ?」
スクネ:「何か問題点でもありましたか?」
貴音:「ええ、これを見てください」
マックス:ててててて(机に前足をかけて覗き込む)。

被害のあった銀行から逃走したワゴン車の映像。逃走中に、路上に停めてあったもう一台のセダンに犯人のうち3人が乗り移った。
犯人は二手に分かれて逃走している。セダンは咲坂IC方面へ逃走。


スクネ:「ずいぶんと手際がいいですね……」
貴音:「組織的な行動に慣れているのかもしれません。単なる悪魔事件ではないのかもしれませんよ」
GM(有高に扮して):「一課が追っているのはワゴン車という話だ」
マックス:「まだ一課のヒトたちは気づいてないってこと?」
しろ:「一課のやつら、もたもたしてやがるなぁ」
スクネ:「では、すぐに連絡をしないと」
GM(有高に扮して):ボールペンの両端を持って回しながら笑みを浮かべている。
貴音:その笑みを見たら、無言で立ち上がらざるを得ない。
スクネ:「あの、課長?すぐに無線で連絡を……?」
しろ:課長の顔を見て「おい、俺たち出すつもりか?」

再び課長に内線が!
「有高です。……はい。はい」


GM(有高に扮して):電話を切る……。「喜べ。機動隊が高速道路で例のもう一台の方の逃走車を包囲した。当然、一課だけでは手が回らない状況だ」<対悪魔二課>のメンバー全員の顔を見る。
貴音:テキパキと勝手に準備中。
マックス:「出動?出動?」
しろ:「くっ、余計な仕事を。行くぞ、新人!」
スクネ:緊張した顔で「は、はい!」
GM:「よし!<対悪魔二課>出動!」
マックス:「うっひょおおい!お仕事だぁ!」
スクネ:「了解しました!」
しろ:「ちっ」と舌うちながら猫を下して出動。
マックス:「バナナはおやつに入りますか!」
貴音:「和佐さん、スマートグリッドの準備をしておきました。登録をお願いします」
スクネ:「え、あ、はい!ありがとうございます!」慌てながらも準備します。

-その2につづく


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この記事へのコメント

超小兎
2015年08月06日 01:16
拝見しました。オープニング時点のやりとりだけで、すごく楽しかったことが思い起こされました。続きも期待しています!
GDZ
2015年08月11日 22:43
おぉ、遂にパラブラ・リプレイが…楽しみです!

追伸。
Come&Begin様のデモンパ・リプレイのファンとしては、前作から8年経過した大馬とか見てみたいですね(娘さん結婚してそう笑)。
2015年08月13日 10:51
>超小兎さん
コメントありがとうございます。
遂に、超小兎さんとセッションできて、リプレイにすることができました!
嬉しいかぎりです。
各キャラの個性が出ていて楽しい感じになりましたね。

セッションも続きやりましょう~♪

これからもよろしくお願いいたします。

>GDZさん
コメントありがとうございます。
お久しぶりです!
デモンパリプレイからご覧くださっていたんですね(涙)。お待たせして大変申し訳ございません。パラサイトブラッドは何度かセッション企画があがって頓挫していました。
大馬懐かしいですね。大馬&ビスマルクのパラサイトブラッド版の企画もあったのですけど。まだ今後も復活する可能性もありますので、見守っていただければと。笑

今回のリプレイは、ビスマルクのPLである88氏も一之瀬白で参加しています。
後編も近々更新しますので、また遊びに来てください。
これからもよろしくお願いいたします。

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