シノビガミ乱リプレイ「死恋海峡」<完全版>其ノ五

■クライマックスフェイズ

一、 一大忍者大戦、勃発

深い森の中の廃屋で久三郎、五右衛門は気付いた。
二人と春姫のいる廃屋は何者かに包囲されている。しかも夥しい人数。
「久三郎純厳。そこにいるのは分かっているぞ。この森一帯はすでに裏柳生が包囲した」

五右衛門:なんかきた。
久三郎:冷静な面持ちでふらりと出て行きましょう。「ずいぶんと久しい名を聞きました」
GM(裏柳生の中忍頭に扮して):「我らが総帥、石舟斎様を殺めておきながら逃げおおせると思うか」
久三郎:「逆に聞こう。その石舟斎を斬ったこの俺を、貴様らごときがどうにかできると思うてか?」凄絶な笑みを浮かべます。
五右衛門:成程、確かにそうも考えられるな。
GM(裏柳生の中忍頭に扮して):「ええい。かかれ!」

全方位から裏柳生衆が一斉に襲いかかる!

沙也可:登場してよろしいかな?
GM:いいですよ。
小太郎:じゃ、こっちもー。
五右衛門:きたー!「ったく……追い忍ってなァ、情報が妙に早いと来てやがる。何も手前ェらだけが早いとは限らねェよ」と、沙也可たちが来るフラグを立てておこう(笑)。

ババババンッ!

沙也可:三十を超える銃声で待機していたものたちが倒れる。
GM:なんだ!?
沙也可:「かかか、戦場に来てボンヤリしてるからそうなる」
五右衛門:沙也可のキャラが本来に戻ったんだな。
沙也可:「皆様お初にお目にかかる。あたしは真弥華。朝鮮では沙也可と名乗っている、当代の雑賀孫一だ。よろしくたのむ」
久三郎:キャラ変わってるー!?
小太郎:色々変わってるー!
五右衛門:何ショック受けてんだよ(笑)。
GM:そういえば、あれから初登場だ!「俺の沙也可さまがー」とかいうファンたちの声(笑)!
久三郎:「それがお主の本当の姿か。助太刀感謝する!」

襲いかかろうとした裏柳生の何人かの足元から鋭い刃物が突き出て、串刺しになる!

小太郎:「……もう少しだ。てめえらポッと出になんて邪魔ァさせねえよ」森から歩み出る。
五右衛門:「おうおう、いい頃合いでの登場と来てやがる!」
沙也可:「小太郎のおかげで間に合ったのさ。ささ、スパッと雑魚は終わらせようか」

すると。遠くの方でも金属が鳴る音が響く!服部正就と伊賀鬼道衆をはじめとした伊賀者たちも現れ、裏柳生と戦い始める。

小太郎:三つ巴かっ?
五右衛門:おお?!
GM:みなさんの前にシュタっと、苦み走ったいい男が立つ。

「伊賀鬼道衆が一人、牙刀院。俺こそ鬼道衆最強の男。貴様らなど俺一人で十分よ!」

五右衛門:なのに擬音が「シュタ」なのか(笑)。
久三郎:あ、名乗りが三下っぽい!
五右衛門:「おうおうおう、随分なご挨拶だなァ!ならおめェ一人など、俺一人で十分よ!」

数瞬後、数本の手裏剣が飛来するが、牙刀院は飛んでかわす。まるで重力を無視したような飛翔。恐るべき体術と言わねばならない。だが、その動きを予測していたかのように、全ての手裏剣は不規則な軌道を描いて牙刀院に吸い込まれるように命中した。

小太郎:いきなりー!?
五右衛門:あたってるじゃないですかやだー。
GM:牙刀院は死にました。
一同:えええええ!牙刀院ー(笑)!
小太郎:ふう……強敵だったぜ……。
五右衛門:「……お、おう??」いきなり死んだのでちょっとびっくりしてよう。

GM:さらに。まだまだどこからか手裏剣が!
五右衛門:なにそれあぶない!
GM:裏柳生や伊賀者がばたばたと倒れる。
小太郎:おお?
GM:「真田忍軍、参上」と猿飛佐助率いる突波だ。
沙也可:ぎょえー!
小太郎:五右衛門はどんだけ気に入られたんだよ!
GM:牙刀院は佐助の絶技の前に倒れたのだ。
久三郎(伊賀下忍に扮して):「あの牙刀院様が何も出来ずに?!」「恐るべし猿飛佐助の真田忍術!」
GM:下忍(笑)。
五右衛門(呪解夢に扮して):「牙刀院がやられたでちゅ!ここは一旦ひくでちゅ!」
久三郎:おいい!
GM:引かねえよ(笑)。
五右衛門:「おう、あんたか」大決戦だなあ(笑)。
GM(佐助に扮して):「加勢が必要なようですね?」
五右衛門:「違いねェや」とニヤリ。

GM:さらにさらに。小太郎の背後に気配が。
小太郎:「……何しに来た」振り向きもせず背後に。
GM:「……風魔残党、馳せ参じました」
五右衛門:いきなり部下!?
沙也可:きゃー!
五右衛門:小太郎ちゃん偉かったんやなあ……。
小太郎:「ふん。いらねえ世話だと言いたいとこだが、丁度いい。あっちの雑魚共を散らして風魔の力、見せつけて来い。……俺はこの後に、最高の相手が待ってるんでな」
GM(風魔残党):「はっ!」と言って散っていく。
久三郎:「どうやらここが正念場か。朝鮮新陰流、柳生久三郎純厳。我らを阻むすべての因果を斬り捨てる為、推して参る!」
五右衛門:「おうおうおうおう。役者は揃ったようだなァ!浜の真砂は尽きるとも、世に盗人の種は尽きまじ。尽きぬは盗人だけでなく、人の望みも尽きぬもの、己の願った事がため、無茶も無理も押し通す!……石川五右衛門たぁ、俺の事よ!!」

静かな森の中で、まさに卍巴ともいうべき一大忍者大戦が勃発した!
その時……。大気を揺るがすおぞましい咆哮が響いた。

小太郎:「来たな……!阿醒屠須神!!!」


二、 阿醒屠須神、現る

オオオオーーン!
大気を揺るがすおぞましい咆哮が響いている。
森の背景の一部が揺らめいている箇所がある。さらに目を凝らすと、うっすらと巨大な異様に手足の長い人型の透明な影が立ってこちらに歩いて来るのがわかる。
高速起動をしている忍びを軽々と掴んで、口と思われる部分に入れていく。喰らっているのだ。
静かな森が一変して地獄絵図となった。

小太郎:相手にとって不足はねえぜ……っ!
GM:阿醒屠須神。データ的にはエネミーデータの巨神です(弐245P)。それに妖魔忍法でちょっぴり味付けしています。
沙也可:阿醒屠須神……まじかっ!
五右衛門:生命点20点っておまえー!
久三郎:ゲェー!?
五右衛門:奥義とか使いますか?
GM:ルール的に奥義は3つまで持てますが、セッションで儀式忍法を1つ使っているので2つ持っています。
久三郎:十分過ぎる(笑)。
沙也可:ハンパないの~。
久三郎:「おぞましい異邦の禍津神め!」
小太郎:「ク、ク、クアハハッハァ!!!」
沙也可:「神といっても、実体があるんなら殴れるってことだ」
小太郎:「逢いたかったぜぇ、阿醒屠須神!!!ようやくだ!ようやくてめえと戦える!てめえをぶち殺せる!」

GM:では。第1ラウンドのプロットを。
小太郎:戦場は平地ですか?
GM:平地です。
小太郎:では【竜馬】使います。そしてその判定に回想シーンで+3の修正入れます。
沙也可:おお。
五右衛門:いきなり本気だ!
GM:もう使うか!
小太郎:【竜馬】の判定は失敗するとやり直せないうえに神通丸全部あげちゃったので(笑)。
五右衛門:ごめんようー、返し忘れたようー!
小太郎:「てめえを滅ぼすのは風魔だ!風魔小太郎だ!……この名前、冥土の果てまで留め置け!!」

オオオオーーン!

小太郎:というわけで時は数年前に遡り。忘れ得ぬ光景……。

過去最高の才能と謳われ、若くして風魔の頭領となった、届かない目標だった兄。七代目風魔小太郎。
阿醒屠須神の前に、その兄が手も足も出ず、防戦一方のまま、瞬く間に体中傷だらけとなっている。
小太郎の足は、動かない。兄を助けなければ、という思いと、兄を遥かに凌駕する相手に自分が何が出来るのか、という思い。
いや、違う。動けなかった理由はそんなもんじゃない。純然たる恐怖だ。
気がつくと、兄と阿醒屠須神の戦いはじわじわとこちらから離れていっている。そして、遠目に見える兄が、ふとこちらを見て口を動かす。
……声は届かないがはっきりと理解できる。その唇は。
「……生きろ。風魔を、頼む」
そう、動いていた。

GM:泣ける。
久三郎:亡き兄の遺志を継いでいたのか!
小太郎:「八代目風魔小太郎、推して参る!!!覚悟しろや木偶の坊が!!!」(ダイスを振って)成功ー。
五右衛門:おおおう!
久三郎:お見事!
小太郎:では、漆黒の刺青に力が宿る。「オオオオオオオオオォォォォォ!!!」平地の間、ダメージ1点上昇です。

各自プロット前の忍法を判定する。【影分身】に五右衛門は成功し、沙也可は失敗する。

GM:プロット値を公開。

<プロット>
7:
6:
5:
4:久三郎、五右衛門
3:阿醒屠須神
2:小太郎
1:沙也可
0:

GM:プロット4から。
五右衛門:阿醒屠須神に【接近戦攻撃】ってやつだよ!《潜伏術》で判定(ダイスを振って)成功。よし!死角から迫ってくるのです。
五右衛門:対象は勿論アザトース様です!
GM:回避は《手裏剣》で7以上か。(ダイスを振って)成功。
五右衛門:相性悪いのよねえー。
久三郎:ちぃ!では、次はこちら!まず【陽炎】を使用します。(ダイスを振って)成功。これでそちらの回避判定がマイナス2。

久三郎の【接近戦攻撃】は成功。阿醒屠須神は回避判定に失敗する。

久三郎:ダメージ1点どぞー。
GM:プロット3の阿醒屠須神です。ここは当然、【修羅】ですなー!
五右衛門:ですよねー!くそーっ!
GM:(ダイスを振って)成功。攻撃は全員対象です。

阿醒屠須神の身体から無数の飛沫が飛び散り、周囲の物体を全て砕き散る!

五右衛門:久三郎に感情修正プラス1!
久三郎:ありがとうございます!
小太郎:そういや、沙也可への感情はマイナスだな。つかえねぇー(笑)。
沙也可:そうなのよねー。
小太郎:だってあの子、怪しかったんだもん!

小太郎:(ダイスを振って)失敗。
五右衛門:(ダイスを振って)ファンブル!
沙也可:(ダイスを振って)失敗。
久三郎:(ダイスを振って)成功。

沙也可:五右衛門さん!
五右衛門:戦闘中だから!戦闘中だから!!ファンブル表とか振らないから!
小太郎:まあ行動済んでた人でよかった。

五右衛門は謀術、小太郎が【頑健】の追加生命力、沙也可は忍術にダメージを受けた。

五右衛門:よかったー。なにも特技がないとこだー!
沙也可:もう【影分身】つかえない(涙)。

GM:ふふふ。効いているな!プロット2の小太郎どうぞ。
小太郎:【接近戦攻撃】を阿醒屠須神に。飛べオラァ!(ダイスを振って)「5」。成功……、あぶねえ……。だが、《呪術》は避けれまい。
GM:《見敵術》で10以上はキツイな。(ダイスを振って)……「9」で失敗。
小太郎:あぶねええ(笑)。
久三郎:コワーイ(笑)。
小太郎:【接近戦攻撃】、【後の先】、【竜馬】でダメージ3点です。
沙也可:おー!
五右衛門:すてき!
久三郎:つよーい!
小太郎:最強を名乗りたいやつだからガチ戦闘で組んだぜ!
GM:うーむ。妖魔忍法【野衾】で【後の先】の射撃戦ダメージは無効にします。
小太郎:アイヤー!
五右衛門:なんだそれ!?妖魔忍法にそんなのあるのか!
沙也可:むむむ。
五右衛門:ぐう。うざい!うざいぞ!
久三郎:ぬぬぬ。やっかいな!

2点ダメージを受けて阿醒屠須神の残り生命点は17。

GM:プロット1の沙也可。
沙也可:阿醒屠須神へ【集団戦攻撃】。《針術》で(ダイスを振って)成功。
GM:うお!
久三郎:きっと雑賀衆の援護が!
五右衛門:戦国の変調は恐ろしいんだぜ♪
GM:《水術》を持っているな。6以上で成功。(ダイスを振って)「7」、避けた!
沙也可:とほり。
五右衛門:ぐええ。膠着状態……。
久三郎:チクショウ!
GM:さて。第1ラウンド終了です。


三、 忍びたちの逆襲

GM:では第2ラウンドっ!

五右衛門は【影分身】に成功する。

GM:プロット値オープン!
五右衛門:あらやだ。
小太郎:並んだ(笑)。
GM:狙ってきたか。
五右衛門:「3」だな。

<プロット>
7:
6:
5:
4:沙也可
3:久三郎、五右衛門、小太郎、阿醒屠須神
2:
1:
0:

GM:プロット4の沙也可から。
沙也可:では奥義!
GM:うわーーー!
沙也可:「秘技・鉄雨」。阿醒屠須神へ。

-沙也可の奥義-
奥義:クリティカルヒット
指定特技:分身の術
仕掛け:なし

GM:これはキツイ。
五右衛門:出た!普通に強い「何もなし【クリティカルヒット】」!
沙也可:通ります?
GM:はい。
沙也可:砲術と分身の術を組み合わせた雑賀孫一代々の秘技。鉄砲そのものを分身させ、対象一体に全ての弾丸を打ち込む。「万の雨粒だ!削れて死ね!!」
五右衛門:削れて死ね(笑)。

オオオオーーン!
阿醒屠須神の身体の一部が飛散する!

沙也可:生命力4点削っておわり。
五右衛門:沙也可様かっけえわ……。
GM:あと残り生命力13点。意外といけそう?
小太郎:いけるいける!
五右衛門:【クリティカルヒット】が通るならいけるいける。

GM:プロット4。久三郎から行きましょうか。
久三郎:では、こちらも奥義!
GM:なんと!
久三郎:「朝鮮新陰流奥義・陰転(クヌルフェヂョン)!」

-久三郎の奥義-
奥義:クリティカルヒット
指定特技:刀術
仕掛け:強み「貫き」、弱み「回数制限」

GM:な、なにい!
沙也可:朝鮮柳生おそるべし。

久三郎の刀は液体のような阿醒屠須神の身体を切り裂く!

久三郎:ダメージ4点。「新陰流は天理の剣!神といえども天理の前には同じ事!」
沙也可:「あれが柳生か。神でも殺しそうだ」

GM:PC順にいこう。次は五右衛門。
五右衛門:迷った末に奥義。「ひゅう、おっかねえやァ。……さて、頃合いだ!『産紋・五三桐』!」懐から取り出すは、小さな掛け軸。五三桐の紋と鷹が描かれている。バッと広げると、絵に描かれた鷹が飛び出し、襲いかかる。【クリティカルヒット】です。
GM:かっこいい。

-五右衛門の奥義-
奥義:クリティカルヒット
指定特技:鳥獣術
仕掛け:強み「断ち」、弱み「回数制限」

五右衛門:「断ち」があるからダメージ5点だ!
久三郎:みんな攻め攻めですなぁ(笑)。
五右衛門:【クリティカルヒット】3枚は前のめりだよなあ(笑)。
GM:異常に殺意高い構成だよ!

崩れかかった阿醒屠須神の胴体を鷹が突き抜ける!大きな穴を穿った。

GM:では。小太郎。
小太郎:「奥義、血の呪い」。連綿と続く風魔の系譜。その血の力は、呪いのように風魔の系譜を生かし続ける。

-小太郎の奥義-
奥義:不死身
指定特技:呪術
仕掛け:強み「目覚め」、弱み「体質異常」

小太郎:(ダイスを振って)「5」。無駄に出目いい。全快です。
GM:「目覚め」の効果でさらに今後の追加ダメージ1点かよ。
五右衛門:(笑)。
小太郎:先程の回想シーンには少し続きがありまして。
五右衛門:ほう。
小太郎:戦い合う二人の姿が遠くに消えて、数瞬の後。ドクンっと小太郎の体内で脈打つものが。腕には黒々とした刺青が現れる。この刺青は代々の風魔小太郎に継承される血の呪い。代々の党首に死ねない体と強靭な力を与える呪いである。
GM:すげえな。
小太郎:そしてこれから【接近戦攻撃】。(ダイスを振って)成功。
GM:それは。奥義の【判定妨害】を使用。

-阿醒屠須神の奥義(その1)-
奥義:判定妨害
指定特技:水術
仕掛け:強み「目覚め」、弱み「体質異常」

沙也可:それかー!
五右衛門:うへえ!
小太郎:どうしようもないでござる!後生でござる!
五右衛門:渋いことしやがる。ぐうう。神通丸を返していなかったのがー。にゃーん。

GM:お待たせしました。阿醒屠須神の行動です。
一同:うわー。
GM:(ダイスを振って)ランダムで小太郎を狙うことにしました。奥義【クリティカルヒット】発動!
沙也可:ぎょえー!

-阿醒屠須神の奥義(その2)-
奥義:クリティカルヒット
指定特技:飛術
仕掛け:なし

オオオオーーン!
阿醒屠須神の身体の一部が触手のように伸びてのたうち、数本の鋭い槍と化し、小太郎を貫く!

五右衛門:この場には【クリティカルヒット】が4枚ある……。
小太郎:かもん!
GM:ダメージ4点。

小太郎は【頑健】の追加生命力、体術、戦術にダメージを受ける。

小太郎:「ッハ、ハァ!こんなもんか!こんなもんで俺が殺せるかよ!」
五右衛門:小太郎は丈夫な子やなあ。
久三郎:ああ!小太郎が阿醒屠須神の触手攻撃で無駄にいやらしいことに?!
沙也可:エローイ?
小太郎:エロくないよ!

GM:さて。第3ラウンド。
久三郎:では、今こそ【影法師】!
五右衛門:【影分身】!

久三郎と五右衛門は忍法の判定に成功する。

五右衛門:うし!
久三郎:阿醒屠須神と同じプロットに行くぜ!
GM:きなさい!プロット値公開。

阿醒屠須神のプロット値は5。

五右衛門:ふはははは!気が合うじゃないか阿醒屠須神よう!
小太郎:【天狗】のダメージ上げてきたな!
GM:一人は殺す!
五右衛門:【天狗】食らったら大変なので無拍子!(ダイスを振って)成功。よし!プロット値5を選択して、1下げる。

<プロット>
7:
6:
5:久三郎、阿醒屠須神
4:五右衛門
3:小太郎、
2:
1:沙也可
0:

小太郎:プロット5の行動に入る前に、奥義【不死身】使います。ふふふ。破って逆凪になれ!
五右衛門:なんてひでえ(笑)。
小太郎:【不死身】はこういう使い方が好き(笑)。
GM:いい使い方ですね。
小太郎:破らないのです?
GM:《呪術》で行為判定は無理や。放っておこう。
小太郎:ワーイ。(ダイスを振って)修正入れて「-1」!?生命力は回復せず。

GM:プロット5の久三郎から。さあ。一騎打ちと行こうか。
久三郎:では、最後の奥義「朝鮮新陰流奥義・陰転」ぶちこむので、奥義破り判定どうぞ!
GM:《怪力》で6以上か。(ダイスを振って)「6」で成功。おっし!
沙也可:むー!
五右衛門:このやろう。
久三郎:ちっくしょう!

GM:どうしようか(笑)。よっし、【天狗】で久三郎を攻撃。
久三郎:よしこい!

オオオオーーン!
久三郎に覆いかぶさるような阿醒屠須神の態勢。身体の一部が溶け落ちるように久三郎に注ぐ!

GM:(ダイスを振って)「5」。
小太郎:出目でファンブル!
五右衛門:やーい!
GM:いや……【不動】がある!
小太郎:【不動】かあああ。
五右衛門:あああああ!!うざいっ!うざいよ!!
沙也可:さすが神様や。
GM:さあ。《飛術》でよけてください。
五右衛門:プラスの感情修正を入れます!「返し刀が来るぞ!」
久三郎:ありがたい!(ダイスを振って)「8」!
一同:おおおおお!
五右衛門:よし!
久三郎:「転ばしの妙諦は流れにあり!」

GM:よけたか……。それは【判定妨害】っ。
五右衛門:うー!うざい!?
GM:奥義破り判定どうぞ。
沙也可:やぶるぞー。(ダイスを振って)失敗。ぐぐぐ、すまねー。
GM:がはは。
五右衛門:水術は9以上か……。
小太郎:体術が潰れててやぶれぬー。あれ?《生存術》からでも9でいける。(ダイスを振って)「9」。やぶったー!
一同:おおおおお!
五右衛門:なんかナチュラルに破ってた!?やればできる子やでえ!
久三郎:ナイス小太郎!
沙也可:小太郎できる子!
小太郎:久三郎を蹴り飛ばして助けよう。
久三郎:「小太郎、お前か!」と感謝しつつ。そのまま転がって回避!
小太郎:「無駄口叩いてんじゃねえ。次が来んぞ!」
GM:かっこいい。いつの間にか仲間意識が芽生えおってからに。

阿醒屠須神の身体からこぼれてきた体液の奔流から久三郎はからくも逃れた。

GM:さて。プロット4の五右衛門。
五右衛門:大きく息を吸い込んでから。奥義「産紋・五三桐」!取り出すのは再び、小さな掛け軸です。だが、広げると大変長い。五三桐の紋を、崩した形を指で書いて、伸びた掛け軸は組み上がって龍になる……。
GM:これは演出だけで殺されそうだ。
五右衛門:「終わりにしようや!姫さんの為にもなァ!」最後の【クリティカルヒット】。これで弾切れだ!

この攻撃が決まれば阿醒屠須神を倒すことができる。

GM:《死霊術》から8以上で奥義破りします。
一同:……(ゴクリ)。
GM:(ダイスを振って)……「7」。……失敗。
一同:おおおおおっ!

五右衛門が現出させた龍が阿醒屠須神を貫く!
オオオオーーン!
オオオオーーン!
阿醒屠須神はみるみる溶け崩れていく……。
オオオオーーン!

GM:みなさんの勝利です!
久三郎:わーい!勝ったー!
五右衛門:やったー!!
小太郎:うおーう!
沙也可:ふー。
五右衛門:龍は、阿醒屠須神が崩れてから一瞬遅れて、風化して風に舞って吹き飛ばされます……。

いつしかもう、各勢力の忍びたちはいなくなって、再び静かな森が蘇った。

五右衛門:「大盤振る舞いだったなァ。……ま、あんなもんおいそれと換金も出来ねえし、これが一番だったろうよォ」
小太郎:「っち。思ったよりもあっけねえ。こんなもんかよ」
沙也可:「絶景かな、絶景かなってな」
久三郎:「春姫……春姫は!」と駆け出します。
GM:春姫は小屋の中からよろよろと歩いて出てくる。「久三郎さま……!」と前のめりに転ぶように駆ける。
久三郎:では、しっかと抱きしめましょう。「春姫!」
五右衛門:「春の眺めは値千金……。いや、それ以上か」春姫と久三郎に目をやる。


四、 果心居士の問い

久三郎、五右衛門、小太郎、沙也可と春姫は死闘が行われた深い森からでた。
雷鳴も嵐もやみ。雲間から陽光が差し込んできている。いつもの平穏な世界に戻りつつあるようだ。

五右衛門:ピヨピヨ……チ……。

GM:目の前に一人の老人が立っている。どことなく寂しげな様子。果心居士です。
五右衛門:胡散臭そうに見てる。「あー。どちらさんで?」
沙也可:「こんなところまで来て、いかがなされましたかな、ご老体」
小太郎:「何だてめぇ……?」

「人はなぜ争うのかのう……。人はなぜ殺しあうのかのう……」

久三郎:春姫をかばうように抱きしめながら「何……?」
小太郎:なんだこいつ大丈夫か?という顔。
GM(果心居士に扮して):「わしは日本で松永弾正どの、織田信長どの、豊臣秀吉どののそばで乱世を眺めてきた……。日本の乱世を鎮めた秀吉どのが、今後は朝鮮と明に乱世を起こしている。わしは乱世にはもう飽きた……。日本にも飽きた……」

「このような国は、お前たちならばどうする?」

五右衛門:ふーむ。難しい問いを。
久三郎:確かに。
小太郎:「知るかボケ爺。国がどうだとか関係ねえよ。俺はただ誰よりも強くなりてぇだけだ。そっから先のことなんて考えたこたぁねえよ」
沙也可:「頭が良くなると、愚かな考えにとりつかれるものですな。国とは人の創りだしたもの。人に問いかければよいではないですかな?」
五右衛門:「乱世を鎮めたと言っちゃ聞こえはいいがな、天下に轟く大盗賊の俺よりも、あいつらの方こそ、天下を盗った大盗賊じゃァねェか。俺ァ、大盗賊だ。石川五右衛門だ。盗む相手も物も選びゃ、その使い道も選ぶもんさ。だからな、天下を盗った大盗賊のあの猿は、その使い道を選ばにゃなァ。どうするなんて聞かなくても分からァ。俺は、俺がしたいように、盗っては使う、それだけよ」
GM(果心居士に扮して):「威勢の良い若者たちだ。されば、そこな明の姫。わが妖術とお前たちの選択によりにより大量呪殺兵器と相成った」
五右衛門:くそ、痛いところを……。
沙也可:「だそうだよ、久三郎殿」
久三郎:「……貴様ッ!」と怒りもあらわに睨みつけます。
GM(果心居士に扮して):「お前たちは見込みのある若者だ。お前たちが選択するが良い。その大量呪殺兵器いかようにする所存だ?」
五右衛門:「大量呪殺兵器はおまけだ。姫さんの命を阿醒屠須神から盗った寸法よ。盗った金が汚ねェ金だろうと、綺麗な金だろうと、使っちまえば金は金よ。姫さんが大量呪殺兵器だろうと、ただの人間だろうと、生きてればただの春姫って事じゃアねェか」
小太郎:「そいつを生かしときゃ、またあんなのが湧いて来んのか?おもしれえじゃねえか。どんどん来いや」
GM(果心居士に扮して):「『阿醒屠須神』は単に呪殺兵器を生み出す過程にすぎぬよ」
久三郎:「答えろ。姫にどんな呪いを施した」
GM:「さあのう。わしにもわからん。ただ生きとし生けるものが大量に死ぬ。天から光の矢がふってくるのか……。大地が海に沈むのか……」
久三郎:「稀代の妖術師にも何が起きるかわからぬか。ならばそれで十分!明日のことなど誰にもわからぬ。ならば俺と姫はその日が来るまで力の限り生きてみせる!誰にも邪魔はさせん!」
GM:「ほう。大した覚悟よ……。ならばひとつ教えよう。わしはその大量呪殺兵器を三百年間封印することができる」
久三郎:「何!?」
GM:「いかにも……」とじっと久三郎の目を見る。
沙也可:「封印……ね。春姫様はどうなるのかな?ご老体」
久三郎:確かにそれは気になる。
五右衛門:意識不明とか……。
GM:「姫は今までと変わりはない。まさか三百年も生きる人間はおるまいて」
五右衛門:おおお!
久三郎:では、それを聞くと改めて居住まいを正して、武士の作法に則った土下座をしてですね。
五右衛門:土下座!?
小太郎:ビューティフォー。
五右衛門:後ろで驚いていよう。
久三郎:「頼む。その封印、姫に施してやってくれ」と頼みます。
五右衛門:春姫の方をチラチラ見てる。嫌そうな素振りがないかどうかを。
GM:春姫は不思議そうに果心居士を見ているね。

「……しかと。承ったぞ」

GM:果心居士は陽炎のように揺らめいて……。

「お前たちが選択した未来のこの日本。三百年後にどうなっているかのう……。ふぉっ。ふぉっ。ふぉっ」
笑い声とともに果心居士の姿が消えていく。


■エンディングフェイズ

一、 豊臣秀吉の姿

猿飛佐助をはじめ、真田家の取り計らいより、春姫は秀吉に謁見した。
子供のように庭をヨボヨボ歩く老人。春姫を見て、
「美しい女子じゃの。唐よりはるばるよう来られた。日本でゆっくりしていくがよい」
人のよさそうな笑みを浮かべて。またフラフラとどこかに行ってしまったきりだった。

GM:結局、春姫はそれだけで返されることになった。
五右衛門:○けてる!!
沙也可:ぼ、○けていらっしゃる
久三郎:ヒデヨシー!?
小太郎:だめすぎる(笑)。
GM:という顛末。
五右衛門:そして秀吉の様子になんかこう……何!?
久三郎:いろいろ落日を感じさせますね。
五右衛門:先は長くないなあ、とか、次に誰が天下盗るんだ、とか。うーん諸行無常。
久三郎:皮肉だ。
五右衛門:よどみに浮かぶうたかたはかつ消えかつむすびて、ってやつだなあ……。


二、 風魔小太郎 -最強の忍び-

小太郎:ちょっと時間さかのぼって。「阿醒屠須神」との戦闘の後、散り散りになりそうなところで五右衛門に声をかけよう。「おい、五右衛門」
五右衛門:「おう?あァ、盗りゃあしねえよ」と神通丸を2つですね!今更感すごい。
小太郎:「おう。よく覚えてたな……。ってちげえよ」ノリツッコミ。
五右衛門:いいひとだー!!
GM:(笑)。
五右衛門:「ん?ってえと、……何だ?」
小太郎:「抜けや。勝負しろぃ」
五右衛門:「待て待て、……ってそうか、伊賀の息でもかかってんのかァ?」追い忍だと思っている(笑)。
小太郎:「はぁ?なんで俺が伊賀の言うことなんて聞かねえといけねえんだよ。いいか、よく聞け」
五右衛門:「おう」
小太郎:「『風魔小太郎』は最強だ。でもな、さっきの戦いだけじゃ分かんねえかもしんねえだろ。だから、な?」
五右衛門:な?じゃねえよ(笑)。
小太郎:なに(笑)?
五右衛門:だめだおもしろいこの人。「ははァン、そう来るかい。生憎だが俺ァ忍びも抜け忍も、それと最強も名乗った覚えはねェ。俺ァ、大盗賊石川五右衛門よ。やりたくねぇ事はしねぇ主義でなァ」神通丸をぐりぐり押し付けている。
小太郎:ぐりぐり押し返しつつ。「……嫌とは言わせねえぞ?」というといつの間にか五右衛門の背後にずらっと風魔忍軍が。
五右衛門:部下だー!!
小太郎:「おい!!てめえら見てろ!八代目風魔小太郎の戦いしっかりとその目に焼き付けとけや!」
五右衛門(風魔下忍に扮して):「手助けは無用、ということですね?」
GM(風魔下忍に扮して):「は!小太郎様」
小太郎:「ったりめえだ!手出ししたやつぁ、ぶっ殺すぞ!」
五右衛門:「そこまで乞われちゃ仕様がねェ……」周囲の忍者を見渡しながら。「おうおうおう、風魔の者共よォ!尋常な勝負でなけりゃァ話にならねェとは承知のようだなァ!見ておけ、これが大盗賊石川五右衛門の………、とでも言うと思ったか!?」わざと大音声で周囲の鳥とかを驚かせて、ざわめかせるのですよ。そして、忍者の嗜み煙玉でぼわん。視界が塞がれ、音でも追いかけられぬ!
小太郎(風魔下忍に扮して):「何っ!?」「うわっー!!!」「おい!待ててめえ!!!逃げんな戦え!!!」
五右衛門(風魔下忍に扮して):「居たぞ!」「イテッ」「やめろ!違うやつだ!」
小太郎:風魔ザルだな(笑)。「っち。おい、追うぞコラァ!」といってバタバタと……。終わりでよいです(笑)。
五右衛門(風魔下忍に扮して):「はっ!」「足踏んだの誰だ!」「すまん」
GM:おわれねー(笑)。
小太郎:終わっていいです(笑)。
GM:明るい雰囲気でしめてくださってありがとうございます。


三、 沙也可 -七変化-

沙也可:時系列は小太郎の後。久三郎とちょっとお話を。
久三郎:はいはい。
沙也可:「あらら、行っちゃったよ。お二人はどういたしますか?ご希望であれば朝鮮までの船や職場をご提供できますが?」
久三郎:「いや、我らはこれより姫の故郷を目指し、明に発つ。もはやあの国には戻らぬつもりだ」
GM:ほうほう。
沙也可:「そうですか。これは残念。久三郎様ほどの剣士であれば、朝鮮軍は厚遇にてお迎えいたしましたのですが。お心変わりはなさそうですね」
久三郎:「すまぬ。この先、我が剣は姫と共に生きる為にのみ振るおうと心に決めたのだ」と春姫を抱き寄せる手に力をそっと込めて。
沙也可:「かしこまりました。それでは春姫様、これにてお別れです。どうぞお体にきをつけて」
GM:「沙也可さんも」春姫はにこっと笑ってお辞儀をする。
久三郎:「沙也可殿。どうか息災で!」
沙也可:にこりと笑って、時間が飛び……。朝鮮に当着後、柳成龍へ報告を行なっている。
五右衛門:おお。上司。
GM:久々登場だな(笑)。

沙也可:「……以上のように、この戦いはすでに終わりに向かっております。これ以上の犠牲はなくなりましょう」
GM(柳成龍に扮して):「ご苦労だったな。だが、和平交渉は事実上決裂。久三郎なるものは倭国を裏切ったとなれば、加藤清正も黙ってはいまい。久三郎と春姫の行く末も……」
沙也可:「はい」
GM(柳成龍に扮して):沙也可の顔を見て「どうやら。すでに心は決まっているようだな。あの二人をこの先も見守るのだろう」
沙也可:バサッと変装。そして「では、いったんのおさらばです」外で鳥が飛び立つと沙也可は消えていた。で終わります。
小太郎:おおお。
久三郎:おおおー!
五右衛門:渋い。
GM:かっこいい。ありがとうございます。


四、 石川五右衛門 -再会-

五右衛門:船が出る少し前くらい。春姫と話すー。
GM:はい。
五右衛門:「よう、今日出発だってな」
GM(春姫に扮して):「はい。お世話になったみなさんに挨拶できなくて申し訳ないのですが。五右衛門さまとはお別れができてうれしいです」
五右衛門:「なァに、気にするこたァねェ。……明までは、遠いのかい」ちょっと、なんか、気まずそうな感じにしている。
GM:「はい。船でも何日も……。これで五右衛門さんとはもう……」
五右衛門:「生きてりゃァ、会える日も来るかもしれねェ。猿のあの様子じゃ、戦も続きそうにねェしな」ニカッと笑って、春姫の頭をぐしゃぐしゃーと撫でる。ついやっちゃった感じで。
GM:驚く春姫だが。しばらくしたら。笑い始める。
五右衛門:「おっと、ついつい。……似てるんだよなあ」しげしげと眺めてから、「食うか?」とさっきから気まずそうにしてた左手で、隠してた干し柿を取り出す。お土産ですよ。「滅多に食わしてやれなかったんだが、あいつはこれが好きでなァ」一個口に放り込んでもぐもぐしている。
GM(春姫に扮して):「ありがとうございます」とカプリ。「おいしい!」
五右衛門:とても嬉しい。「美味いだろう!春の前の、寒い寒い冬に甘くなるのさ」
GM(春姫に扮して):「……あいつって。どなたですか?」
五右衛門:「……妹が居てな。死んじまったが」表情は、そこまで辛そうな感じではない。
GM(春姫に扮して):しばらく考え込んでから、「またきっと会えますよ!五右衛門さま。信じていれば!」
五右衛門:ほう。「……もう会えたさ。もしかしたら、また会えるかもしれねェな」
GM:おお。
久三郎:五右衛門はホントいいこと言うなぁ!素晴らしいなぁ!
小太郎:かっけえなあ。
五右衛門:と、この辺で船の様子をちらと見て「そろそろ、出航かねェ。積み込みが大体片付いたみてェだ」春姫の手に、干し柿の残りが入った袋を押し付けて、「長旅じゃあ、楽しみがあったほうがいいってもんよ!」と、ニカッと笑う。
GM:春姫は涙にうるんだ瞳で、久三郎のもとへ駆けていきます。
五右衛門:手を振って見送る。
GM:こんなところでしょうか。
五右衛門:こんなところですかね!笑顔ですよ。
GM:笑顔だなあ。よかった。
久三郎:いいエンディングでした!
GM:ちょっと伏線回収。「隙だらけですよ」と背後から声が。
五右衛門:でたー!
GM(才蔵に扮して):「だが、斬れないんですよね」と霧隠才蔵。「あなたって人は……。俺も兄者のように……」
五右衛門:「……丸くなったなァ、才蔵」ニヤリと、悪戯が成功した子供のように。
GM(才蔵に扮して):「俺も自由に生きてみたくなりましたよ!」と駆け去っていく。

その様子を木の上で笑顔で見ている猿飛佐助がいた……。

久三郎:ああ。その後、真田十勇士にスカウトされるのかぁ!
GM:そんなところですね(笑)。鬼道衆もすべて登場させてオチをつけたぞ。
沙也可:おおー。
五右衛門:「あいつが自由に、てのは見物だなァ。世の中こんな面白いのにどうして飽いたなんて言うんだか」果心居士のことですね。「……流石、俺の弟弟子だなァ」としみじみ言って終わり!
GM:ナイスなシーンでした。ありがとうございます。


五、 柳生久三郎純厳 -緒恋の海峡-

五右衛門:さて真打!
GM:久三郎!
久三郎:はーい!では、明に向かう船の上で春姫とふたりきり。目の前には故郷へと続く大海原。
GM:いいですね!
久三郎:海の彼方を見つめたまま「春姫。そのまま聞いてくれるか」
GM:動きで春姫がうなづくのがわかる。
久三郎:「俺は生まれてから今まで、自分は誰からも望まれぬ人間なのだと思っていた。居場所などどこにもなかった。剣だけが、俺のすがるヨスガだった。無心に新陰流を学んでいる時だけが、俺にとって救いだった。朝鮮に渡ったのも、そこならば俺の居場所があるのではないかと淡い期待があったからだ。だが、それも幻だった。どこへいっても俺はただの余所者でしかなかった。だが、春姫。こうしてそなたに出会い、そなたを守る為に剣を振るう内、俺の中に今まで感じたことのない暖かいものが溢れ出すのを感じた」ここで、春姫の手をこわごわと握ります。
GM:では。春姫の方からしっかり手を握り返します。「久三郎さま。……これからは私があなたの居場所です。私のために生きてください。私もあなたのために生きます」
久三郎:その目をしっかりと見つめ「ああ。これから俺はお前の為に生きよう。共に二人で」とはじめて微笑みます。
GM:春姫を身体を傾けて、久三郎の胸に預けます。見上げた顔には笑顔が。
久三郎:で、二人の影がそっと重なる上をかもめが飛んでいって終わり!
一同:ひゅうひゅう!
GM:はい。素晴らしい!ありがとうございます。

朝鮮に戻ってどのような運命が久三郎と春姫を待っているのか……。渡って行く海原は死恋の海峡であった。が、かぐわしい春姫を抱いた久三郎には緒恋の海峡ともいうべき希望につつまれている思いがした。二人を乗せた船は大海原を進んでいく。天翔けるように。

この後、久三郎、五右衛門、小太郎、沙也可がどのような生を全うしたか知る者は少ない。ただし、この物語の顛末を我々の知る歴史は厳然と語る。

1598年8月 豊臣秀吉、死去。在朝日本軍の撤兵作戦始まる。
1945年8月 広島に原子爆弾投下。



■功績点

PC1:柳生久三郎純厳
・流儀の達成:0点
・セッションに最後まで参加した:1点
・ロールプレイ:1点
・プライズの獲得:0点
・琴線に触れた:1点(夜帰)
・使命の達成:3点
◎合計:6点

PC2:石川五右衛門
・流儀の達成:1点
・セッションに最後まで参加した:1点
・ロールプレイ:1点
・プライズの獲得:0点
・琴線に触れた:3点(パンチロー、賽、Y君)
・使命の達成:3点
◎合計:9点

PC3:風魔小太郎
・流儀の達成:1点
・セッションに最後まで参加した:1点
・ロールプレイ:1点
・プライズの獲得:0点
・琴線に触れた:0点
・使命の達成:3点
◎合計:6点

PC4:沙也可
・流儀の達成:1点
・セッションに最後まで参加した:1点
・ロールプレイ:1点
・プライズの獲得:0点
・琴線に触れた:0点
・使命の達成:3点
◎合計:6点


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この記事へのコメント

88
2012年08月21日 23:04
最後まで楽しませていただきました!
4人の演者さん、それをまとめた監督さん。お疲れ様でした。
今後も、素晴らしいシナリオと、ロールプレイを期待しています!
2012年08月26日 15:01
>88さん
コメントありがとうございます。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
私個人的にも非常に濃密で楽しいセッションでした。次回作も順次公開予定ですのでよろしくお願いいたします。

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